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自動車整備士が足りない!! 超手厚い給付金で整備士になれる道を活用するべし … 2018.01.31掲載

■若者の整備士離れも深刻な問題だ!!

若者のクルマ離れなんて言葉がすっかり浸透しているが、このクルマ離れはなにも「クルマが売れない」という自動車メーカーだけの悲鳴では留まらない。職業として自動車関連企業に従事する若者が減少しているのも大きなトピックだ。特に日々の安全な自動車の運行には欠かせない自動車整備士の減少は続いている。

一般社団法人日本自動車整備振興会連合会の平成28年度「資料自動車分解整備業実態調査結果の概要」によると、整備士数は全国で33万4655人で前年比5344人減だそうだ。整備士の平均年齢も44.3歳とお世辞にも若いとはいえず、このままいけば年々高齢化が進んでしまうのは明白。

実際に複数の自動車整備学校関係者に取材してみると、波はあるものの、高卒の志望者は少子化に伴い減少傾向で歯止めが利かないという事実も判明してきた。これは一般の大学や高校でも起こっていることだが、特に整備学校においては人材の確保が急務となっている。

その理由としては専門職としての自動車整備士のニーズが高まっていること。前述の「若者のクルマ離れ」という言葉が先行しているものの、カーシェアやレンタカーなどを含めるとまだまだクルマを使う人口は多い。実際に軽自動車の躍進などもあり、自動車の保有台数は(緩やかに)増加傾向にある。つまり整備するクルマは増えるが、整備士が減り続けているという現状がある。

少子化は止まらない、整備士は減る、でも整備するクルマは増える。この悪循環に対抗するための手段があることをご存じだろうか? しかも学費が実質的に無料になることもあるという。

■申請で学費などが400万円ももらえるってホント!?

「申請すれば2年間で400万円が支給されるケースもあります」。自動車整備学校の関係者がそう言う。そんなうまい話が……、と担当も思ったが厚生労働省などが行っている「専門実践教育訓練給付金」というものがそれだ。

 この制度のポイントをまず押さえておきたい。

■ 学費の70%を補助+前職給与の80%を支給(45歳未満に限る)
■ 社会人経験が2年以上(雇用保険加入期間が2年以上)
■ 離職後1年以内
■ 2019年4月入学の場合は2月末までハローワークで手続きができる

上記のとおり既卒者で社会人経験者が対象になる。もちろん高卒、大卒どちらも対象になるからいまの仕事になんだか生きがいを感じないなーとか、やっぱり自動車整備士になりたいなーとか、そんな思いさえあれば自動車整備士への道を国がサポートしてくれる。

上記の制度は文部科学省の「職業実践専門課程」を持つ専門学校でなければ適用されないが、そのひとつである日産横浜自動車大学校に取材してみた。広報担当者によるとまだまだこの制度の認知度が低いというのが大きなトピックだという。

「当校にも何人かこの制度を使って入学してくれた学生がいます。しかしほとんどの学生がオープンキャンパスでこちらが説明するまで、給付金の制度を知りませんでした」。

言葉は悪いがタダで自動車整備士への道が開かれているのに超モッタイナイ!! しかも前職のお給料まで出るという。

「そうなんです。45歳未満という制限はありますが前職の2年間のお給料の80%を支給してくれます。月給15万円ならば288万円です。そこに学費の70%が出ますから約400万円が支給され、2年間の250万円の学費は実質無料になります。もちろん生活費はかかってしまいますが、アルバイトなどもできますので学費の負担は軽減されると思います」と前出の日産・自動車大学校広報担当者。

この制度は2年間だけ有効だ。日産自動車大学校だと2級整備士課程がその対象となる。2級整備士はもっともメジャーな整備士であり、通常のディーラーや整備工場では一番必要とされる整備士だ。既卒者のみの特権ともいえるこの制度、本気で自動車整備士を目指すのであれば活用してほしい。